黒部の太陽

黒部の太陽(くろべのたいよう)は1968年公開の映画。
当時、世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘を描いた映画。
撮影時も実物大のトンネルセットでトンネル崩壊事故のシーンがあるなど大掛かりな撮影を行なった。製作者側の強い意向によりビデオ化・テレビ放映はしていない。
にも関わらず、翌1969年に日本テレビでテレビドラマ化された。→黒部の太陽 (日本テレビ)を参照。
電力会社やその下請け・関連企業から大量のチケットを買ってもらい巨大な興収をあげた。
いわゆる動員映画・前売券映画の先駆けとなった作品としても知られる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

データ
1968年2月17日公開。

配給:日活
配給収入:約7.9億円
観客動員数:約730万人

スタッフ
製作:三船プロ・石原プロ
原作:木本正次
監督:熊井啓
脚本:井手雅人、熊井啓
音楽:黛敏郎
撮影:金宇満司

キャスト
太田垣(関西電力株式会社・社長):滝沢修
芦原(関西電力株式会社・常務取締役):志村喬
平田(関西電力株式会社・黒四建設事務所・所長):佐野周二
北川(黒四建設事務所・次長):三船敏郎
岩岡(第三工区・熊谷組岩岡班):石原裕次郎

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