黒船

黒船(くろふね)は、大型の西洋式航洋船のことで、語としては近世の日本で用いられた。今日ではこの時代か、より狭く江戸時代末期にかけて日本に来航した船を指す歴史用語として用いられる。特に1853年、浦賀沖に来航したアメリカ合衆国のマシュー・ペリー率いるアメリカ海軍艦隊の事を指す。

ペリー艦隊

サスケハナ号

サラトガ号

ポーハタン号

ミシシッピ号

当時の欧米の船はタールで船体を黒色に塗っていたため、黒船と呼ばれた。ペリー艦隊には蒸気船が含まれており、しばしば黒船は蒸気船のことだと考えられるが、帆船も黒船である。

現代では資本主義列強の日本に対する圧力やこれまでの常識を覆す存在の代名詞的に用いられることがある。

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