黒の日用品
今まで「白」かった身の回りのものが「黒」に変身しています。
この「黒」が、「白」でなければならないと思い込んでいたもので、
日常生活の中でとても役立っているのをご存知でしょうか?
社会福祉法人 日本点字図書館視覚障害者が、
一般のまな板での作業が、白っぽい食材が見えにくく、
手元が危ないという意見が視覚障害者から出て、京セラと開発したのが黒いまな板。
以前から、「白」より「黒」の方が見やすいことは知られていたのだが、
ようやく日本でもという感じだ。
一般の小売店でも販売を検討中とのことです。
大活字でも「白黒反転」の見えやすさを生かした視覚障害者向けの商品「毛先の黒い歯ブラシ」、「黒いしゃもじ」、「黒い茶碗」も販売するという。
黒は汚れも見えやすくします。
平和メデイク株式会社では、「ライフ ブラック綿棒」を発売し、「黒綿棒」や「黒炭綿棒」などのブームに火をつけました。
また、「黒」は高級感を感じさせます。
最近は、「白」に替わって炊飯ジャーやエアコン、冷蔵庫もインテリアに合うということで、
高級志向の人たちの中で人気が出てきているのです。
コック用の制服にも使われ始めています。
また、素材が黒のものに、薬用炭や黒米などがあり、それぞれ歯磨き粉、せっけん、おにぎりなどに使われています。炭の微粒子が汚れを吸収したり、ビタミンやミネラルが豊富なところに目を付けたスグレモノです。